『何で虫が湧いてんだよー💢‼』
と聞こえて来そうですが本日1月23日は今年最初の庚申の日。
これを聞いてハッとする人は、余程占い好きか、はたまた妖怪好き(笑)、もしくは陰陽五行説の先生とか。
実は暦には1から60迄の十干十二支の組み合わせで成り立っています。
この57番目に当たるのが庚申(かのえさる🐵)の日なのです。
動物キャラクターに当てはめると『感情的なライオン』ちゃんですね。
実はこんな言い伝えが在るのをご存知でしょうか?
暦で60日に一度めぐってくる庚申の日の夜に眠ると、からだのなかで発生した三尸九蟲(さんしきゅうちゅう)という虫が抜け出し天上の閻魔大王に普段犯した些細な罪もくまなくwチクってくれて、それに怒った閻魔大王さまが、罰だーっていって寿命等を削ってしまうそうです。まじっすかw迷惑な❗(笑)
元々中国の道教から日本に入ってきた言い伝えと言われていますが、歴史は古く鎌倉時代には、その対策として『庚申待ち』という儀式も行われたのだか。
『庚申待ち』という儀式、要はこの日に自分の身体から三尸が抜け出さないように夜通しお喋りなんかを皆で集まって歓談し寝ないで過ごしたそうです。
江戸時代には織田信長公が家臣達と酒を酌み交わし夜を明かしたという話もあるそうです(笑)
ではこの三尸九蟲どんな虫だったのかと思ってググって見ました(笑)
Wikipediaによると上尸・中尸・下尸の3種類があり
これらが、身体の不調を作り出していると言われてたみたい。
見た目が怖いわ😃一番右側が上尸、中尸が真ん中、下尸が一番左の図、とのこと。
上尸は首から上の病を、中尸は首から下おへその下辺りまでの病を、下尸は股間から足先までの病や、淫らな発想をさせる(笑)らしいです。
この三尸九蟲って実は穀物などしょくじを取っていくと自然に身体の中に発生するというモノ。
思うに、お坊さんや仙人、インドのヨガやイスラム教などのラマダンなど、世界の宗教で断食があるのはこの為か。。。などと勝手に推測しちゃいます。
因みにこの三尸九蟲、人の運気も喰らっていくそうで、それが無くなると最終的には、死んでしまうとのおっかない話も、有るようです。
日本では鎌倉時代の貴族が庚申待ちを行っていたそうで、その後も戦国大名や貴族豪族が行っていたそうで、あなたも今晩夜を明かしてみてはいかがでしょうか(笑)
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